当院のご紹介


千代田クリニックは、発達精神医学の観点から、ご本人の回復する力・成長する力を支援する精神科クリニックです。

 

1985年に子どもたちの主治医を担当させていただいて以来、児童精神科医として横浜市北部地域療育センターやよこはま発達クリニックでの臨床に従事してきました。

 

担当する子どもたちが成長するにつれ、連携をとる先は幼・保・小・中・高から大学・企業・支援機関へと変わり、注力すべきこと・学ぶべきことは変化していきました。

大学からみた主治医・企業からみた主治医についても学びたいと考え、産業医資格を取得し、2015年からは大学で学生面談を担当しています。

 

大学での学生面談を経験し、自閉スペクラム特性があっても全員が医療化する必要はないことを実感し、同時に、必要な学生が必要な時期に医療につながることの重要さも痛感しました。

また、医療につなげたくてもすみやかに受診できる医療機関が確保できないという現実にも直面しました。

 

そして、2020年3月、多くの方々のお力添えを得て、千代田クリニックを開業しました(開設2020年2月5日、診療開始2020年3月2日)。

当院は、年齢上限なく、夕方・夜間・土曜日も利用でき、いつも同じ医師が対応し、予約時刻の診察開始を経営より重視するクリニックです。

 

児童臨床からスタートした私が、大学での臨床にも軸足をおきながら当院開業に至ることが必然であったことの説明を、千代田クリニックの紹介とさせていただきました。

今後もお力添えをどうぞよろしくお願いします。

 

医療法人社団吉田クリニック  千代田クリニック      

院長 𠮷田 友子 

 

*当院のスペース・ツール・スタッフの関係で、対象は16歳以上とさせていただいております(年齢上限はなし)。

iPECは子どもとおとなの心理学的医学教育研究所(Institute of Psychomedical Education for Children and adults )略称です。

活動の詳細はiPECウェブサイトをご覧ください。

 

初診は毎月行っておりますが、𠮷田と面談歴のある方たちと当院利用者の家族の初診で枠が埋まり、オープンな初診受付は休止しています。

初診は診察時間は1時間を確保し事前の予診票等資料確認/診療時間終了後の事後検討時間で合計2時間以上を要すること、十分な再診枠の確保は当院設立の目的達成のためには必須であること、などにより初診枠の追加確保が困難です。

ご理解・ご容赦をお願いします。



当院の特徴

当院の対象は発達の偏りが疑われる16歳以上の方たちです。

 

当院は問題解決・生活改善の伴走者を求めている方のための医療機関です。

診断確定のみ・診断書入手のみを目的とする利用はお引き受けしかねます。
 
当院は保険医療機関です。自立支援医療(精神通院医療)・生活保護医療にも対応しています。


当院は初診・再診ともに完全予約制です。

受診で心身の疲弊を増大させないよう、お待たせしないクリニック(予約時刻での診察開始)をめざしています。

 

診療時間の確保とお待たせしない診療のために、厚生労働省に選定療養(予約料)の届け出を行い、一部診療で予約料が設定されています。
 

公的診断書・大学提出用意見書付き診断書などの文書作成に対応します。

自立支援医療(役所に診断書を提出することで保険診療費が通常の3割負担から1割負担になる国制度)の指定医療機関です。

当院での医療費は予約料を含めすべて医療費控除の対象です。

 

当院では夜間・土曜日午後の再診でも夜間加算はつかず、日中と同じ診療費です。

曜日にかかわらず、院長・𠮷田友子が診療を担当します。

ご都合に合わせて再診をご利用ください。

 

当院でのバリアフリー取り組みの現状

当院は車椅子のままで来院・診察室入室・心理検査室入室が可能です。会計もローカウンターで車椅子のまま完了できます。

ただし、トイレはトイレ前での車椅子乗り捨て・手すり使用での利用となります。ご了承ください。

 

トイレは男女兼用トイレで、受付では性別に関わらず「〇〇さん」と対応させていただきます。

 

日本人男性の20人に1人が赤と緑の識別困難(二色覚)です。学校健診における色覚検査の実質的廃止期間(2003年〜2014年)のため、自分の色覚の特徴を知らない青年たちも多くいます。

当院のホームページ・院内表示は、赤と緑の判別を必要としないカラーリングとなっています。

 

再診は、インターネットで、24時間思い立ったときに、予約できます。

電話かけに負担感のある人・聞き間違いの起きがちな人・あとでと思うと忘れてしまいがちな人たちのバリアフリーのためです。

うっかりによるキャンセル対策として、予約日前に、リマインダーメールが届くようにも設定されています。

 

傘を置き忘れがちな人が多い前提で、玄関に傘立ては置かず傘袋対応としています。折りたたみ傘をその場でカバンに収納できる傘袋は無料進呈しています。

 

当院では日本語以外の言語には対応できません。当院のキャパシテイ上、今後もこの対応の見込みです。申し訳ありません。



自由診療(自費診療)のご希望について

「保険証を使いたくない」「遠方で再診も60分間の診察を受けたい」などの理由で自由診療(自費診療)を希望される場合は、初診申込み時点でご相談ください。

 

自由診療(自費診療)での対応もいたしますが、その場合は厚労省の規定に従い初診以降すべての診療が自費となります。

十分にご検討のうえで、ご選択ください。

 

ご参考までに、2025年1月現在、自由診療で当院をご利用の方はいらっしゃいません。

 

自由診療(自費診療)でも、現在、初診はお受けしていません。

 

 


医療法人社団 𠮷田クリニック

千代田クリニック

〒102-0082 東京都千代田区一番町3−1 グレース一番町1F

 

TEL 03-6910-0924

電話は 診療時間の30分前から診療時間内のみの対応となります。

また、受付応対中は電話にでることができません。あしからずご了承ください。